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【インフルエンザ脳症】その症状とは?

 
インフルエンザが流行する季節ですね。さて、インフルエンザと言えば度々耳にするのが「インフルエンザ脳症」という言葉です。「脳症」というと見るからに恐ろしい言葉ですが、具体的にはどのような状態、症状を指すのでしょうか?今回は「インフルエンザ脳症」について解説していきたいと思います。
 

 

インフルエンザ脳症とは?

 
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インフルエンザ脳症とは、インフルエンザウイルスに感染した幼児(主に1~5歳である場合が多い)に発生することがある神経障害、免疫障害のことを言います。よくある質問として「インフルエンザ脳症とインフルエンザ脳炎は違うの?」というものがあります。

この二つの違いに関しては、必ずしも厳密に区別することが可能というわけでは無いのですが、インフルエンザ脳炎はインフルエンザウイルスが脳に到達することで発生する症状とされており、一方でインフルエンザ脳症はインフルエンザウイルスに対抗しようとした自分自身の免疫が過剰に働き過ぎて脳の組織を壊してしまうというものとなっています。

 

インフルエンザ脳症の具体的な症状とは?

インフルエンザ脳症の症状はインフルエンザ発症後およそ48時間以内に見られます。具体的な初期症状としては痙攣、意識喪失、幻視、幻聴、うわ言などがあります。また、脳の組織が破壊されることによって死亡する場合もあり、死亡率は30%ほどだと言われています。

死亡せずに生存した場合にもおよそ25%になんらかの後遺障害が残ると言われています。この他にB型インフルエンザでごく稀に発生する「ライ症候群」という病気でも、意識障害が見られる場合があります。

 

【薬が原因】という説もある

インフルエンザ脳症の原因として近年主張された説の一つに「解熱剤などの薬が原因」というものがあります。

具体的な因果関係は未だに解明されていないのですが、統計上の相関関係としてアスピリンなどの解熱剤を用いた小児インフルエンザ患者に突然死や神経障害などがより多かったことから、アメリカなどでは1970年代から議論が続けられ、1980年代より小児への投与が制限されてきました。一方日本ではそれから20年近く経った2000年代のはじめになってこうした解熱剤の投与の抑制が一般化しました。

これについては対応の遅れを批判する声もあります。また解熱剤を用いたことによって逆に免疫を弱め、インフルエンザを重症化させるという研究結果も出ており、これから解熱剤の投与制限は小児だけでなく大人にも適用されていくと見られています。
 

いかがでしたか?インフルエンザ脳症はかかる確率は大変低いとはいえ、一度発症してしまうと非常に恐ろしい病気です。こうならないためにも、お子さんのインフルエンザ予防をしっかりと心がけていきたいものです。

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