送別会 送られる側の挨拶のポイントとは?これでスベらない!
春は別れのシーズンでもありますね。
今回は、幹事マニアというかフリークである筆者の経験も交えて、退職・異動する上司の方(送られる側)から送ってくれる側の人たちに向けた挨拶についてお話しますね。主役達からの挨拶です。
スベってしまう挨拶
実は、ポイントは毎朝の訓示や朝礼の挨拶と同じです。
送られる側というのは、役職の方が多いと思います。年齢的なことや経験も豊富でスピーチには、慣れている方も多いと思いますが、だからこそ余計に気をつけて欲しいのは挨拶の時間です。
送る側の挨拶と同じで、ズバリ一言で言うと、「長いスピーチは嫌われる」ということです。送る側は一人一人が挨拶する場合が多いので短時間で済みますが、逆に送られる側は少人数なので(少なければ、一人だけです)持ち時間があります。
ですが、長くても3分以内に収めるべきでしょう。
挨拶では自分の正直な気持ちを伝えることが一番重要
① 送別会を開催してくれたことに対する謝辞
② 入社して○○年 ※短い話で
③ どのような業務をしてたのか ※短い話で
④ お世話になった感謝の言葉 ※話の重要ポイント
⑤ 送る側への応援・励ましの言葉 ※話の重要ポイント
という順番で、業務上の思い出や送る側の人たちへの思いを自分の言葉で話すことがお勧めです。
挨拶のポイントはメモしておくと吉
スベってしまう挨拶の特徴をまとめると以下のようになります。
・長い挨拶
・自分の業績や自慢ばかりの挨拶
・感謝や気持ち、感情が込められていない挨拶
・上から目線の挨拶(これ、最悪!)
・あと例文集のような取ってつけた文章はすぐにばれます。
実際、筆者もスベリました・・・
スベらない挨拶のポイント
これは意外と簡単ですよ!
そう、それは先ほどとは逆のことをやることです。(くれぐれもやらない事の反対をする、ということですね。)
スベらない挨拶のポイントは、なんといっても「自分の正直な気持ちを伝えること」なんですよ。なんといってもこれに尽きます。その方(部下や上司)との個人的な思い出(エピソード)があるなら、あなた自身の言葉・思いにして話して下さいね。お礼や、感謝を言葉に現すということですね。
筆者が今までで一番感動した挨拶
筆者が今までで一番感動した挨拶をご紹介しましょう。(男泣きしました、宴席の誰もが泣いていました。)
その方は、取締役事業部長をされていましたが、西日本の支社長として栄転される送別会でした。時間的には、30分以上の長いスピーチでしたが、他の方とは一味も二味も違う感動的なものだったんです。
その方は一人一人の席を回ってお酌をし、ご自身は手酌で部下それぞれとの業務上のエピソードを話して(中には、本人さえも忘れているようなものもありました)、そして一人一人に感謝の言葉掛けと、励まし・応援の言葉を掛けて下さいました。さらに時系列も全て正確だったんです。これにはさすがに一同感涙してしまいました。
やってはいけない3つの掟
これ、1つでもやると最悪です。宴席が台無しになると思います。
① 「長いスピーチは嫌われる」 長くても3分程度としましょう。
② 「上から目線の挨拶」
③ 「自分の業績や自慢ばかりの挨拶」
やらなければいけない3つの掟
① 「感謝の言葉を話す、感謝の気持ちを伝える」
② 「自分の正直な気持ちを、自分自身の言葉で伝えること」
③ 「時系列は、正確に話す。」要点をメモにしておきましょう。
このそれぞれ3つの掟が一番重要です。
皆さん特に上司の方は、気をつけてくださいね。
他には、「ゆっくりと、落ち着いて話す」、「早口にならない」という点にも注意できればバッチリです。
時間がもたない場合には
もし上記の内容だけで時間がもたない場合には、あなたのこれからの抱負や決意を加えてみると良いでしょう。退職(定年・中途)の場合なら、新たな生活への期待や抱負。異動(栄転・降格)であれば、新たな部署での決意表明がよいでしょう。(同じ社内にいるんだということを意識すると良いでしょう。)
以上、筆者の体験談も織り交ぜてまとめてみました、是非参考にして下さいね。感動を与えるような挨拶が出来ることを影ながら応援しています!
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