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放射冷却とは? 簡単に解説

冬になると天気予報で「低温注意報」が出されることがあります。低温注意報で決まって出てくる言葉が「放射冷却」。


 
放射冷却とはいったいなんなのでしょうか?簡単に解説します。

 

放射冷却を一言でまとめると

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放射冷却は、冬の晴れた風のない夜に起こりやすく、また、放射冷却が起こると翌朝にものすごく冷え込む、という性質をもっています。このため、放射冷却が予想される夜の翌日には低温注意報が出される、というわけです。

ただ、これだけではよくわからないので、もう少し具体的に見てみましょう。

 

そもそも放射冷却とは?

放射冷却とは、簡単に言うと「温度は高いところから低いところへ逃げていきますよ」ということです。例えば次のような状況です。

「地面」の温度が20度で、「空気」の温度が10度だったとしましょう。すると、温度の高い「地面」から、低い「空気」へ、熱が「放射」されて、地面の温度が下がっていきます。これを放射冷却と言うんですね。

風邪をひいて熱が出たとき等に、冷えピタシートを貼ると熱が下がるのも、この放射冷却の原理を使っているんですね。

 

放射冷却が起こるとどうなるのか?

放射冷却が起こると、簡単に言えば、寒くなります。そのまんまですね(笑)。でもこれだけでは説明が足りないので、もう少し具体的に見てみましょう。例えば、次のようなシチュエーションをイメージしてみてください。

冬の乾燥した日の夜。風がほとんど吹いておらず、雲もかかっていない夜。

こんな夜には、次のようなことが起こります。

昼間お日様に温められた(=温度の高い)地面から、冬の夜の寒い(=温度の低い)空気の方へと熱が逃げていきます。空気の温度は宇宙に近くなるほど寒くなるので、熱はどんどん上空・宇宙の方へと逃げていきます。

ここでもし風が吹いていれば、いろいろな温度の空気が混ざるので、スムーズに熱が逃げられないため、放射冷却は起こりません。

また、もし雲がかかっていれば、逃げていった熱が雲に反射することで、地球上に熱が留まるため、この場合には放射冷却は起こらないのです。

ですので、放射冷却が起こるのは「風がなく、雲もない」冬の夜ということになります。地面から熱がドンドン逃げていくため、地面も空気もものすごく冷えてしまい、翌朝は大変冷え込む、というわけなのです。

 

放射冷却・低温注意報の予報があったら

「注意報」とは言っても雷や大雨のように実際に目に見えて災害がやってくるわけではありません。

天気予報で「今夜は放射冷却が起こり全国的に冷え込みます。明日は低温注意報が出ています」と言っていたら、「明日はとっても寒いので覚悟しておいてくださいね!」と言われている、くらいに思っておけばよいでしょう。

冬のさむ~い朝は布団から出るのもおっくうになるもの。お互い寝坊しないように気をつけましょうね。

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