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【秋の七草の覚え方】簡単に覚えられる3つの方法をご紹介!

 
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「七草(ななくさ)」と聞いて、筆者は鏡開きの後にいただく七草粥のことしか思い浮かばなかったのですが、あれは「春の七草」。

実はもうひとつ、「秋の七草」というのもあるのだそうです。

あなたはご存知でしたか?

春の七草はお正月に続く行事でもあり、「セリ、ナズナ、ゴギョウ、ハコベラ、ホトケノザ、スズナ、スズシロ、これぞ七草」という短歌を耳にすることが多いですが、秋の七草は馴染みがあまりない気がします。

そこで今回は、秋の七草に関する豆知識をお届けしたいと思います!

 


 

秋の七草とは?春の七草との違いは?

 
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『万葉集』で山上憶良が詠んだこの歌が由来となっています。

「秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。

萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花また藤袴、朝貌(あさがお)の花」

これだけだとなんだかちょっとピンと来ないので、それぞれの草をひとつずつ見ていきましょう。


・ハギ(萩の花):細い枝に紅紫色の小さな花をたくさんつけます。中秋の季節に風に吹かれて花が散る様子が昔から愛されました。

・ススキ(尾花):ススキが風になびくさまは、日本の秋の原風景といった趣です。お月見にも欠かせない植物です。

・クズ(葛花):赤紫色の花を咲かせます。根っこを粉にしたものが「葛根湯」の原料です。

・ナデシコ(撫子の花):7月ごろから秋にかけて、薄いピンク色の可憐な花を咲かせます。日本女性の美しさを表す言葉としてもよく知られていますね。

・オミナエシ(女郎花):まっすぐな茎の先端に、きっぱりと鮮やかな黄色い花が群れをなして咲きます。初秋の花です。

・フジバカマ(藤袴):花の色が藤の花に似ているため、この名がつきました。小さな控えめの花穂をつけます。

・キキョウ(朝貌):現代の朝顔は平安時代に伝わったため、それより時代の古い万葉集に出てくる「あさがお」はキキョウと考えられています。上品な青紫色の花を咲かせます。実際は、開花時期は秋というよりも夏場です。

こうして並べてみると、花を咲かせる植物が多いですね。

ところで、春の七草と秋の七草にはどんな違いがあるのでしょうか?

春の七草はすべて食用で、正月七日にいただく七草粥には、一年間の無病息災と豊作を祈る儀式的な意味があります。

ですが、秋の七草にはそれとはまったく異なり、観賞用です。

おおむね9月から11月にかけての、秋の風情を楽しむための植物が選ばれています。

同じ「七草」といっても、ずいぶん違うのですね!

簡単な覚え方:頭文字編①「お好きな服は?」

 
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さて、せっかくですから、秋の七草を覚えてみましょう。

名前を覚えるための、簡単な語呂合わせがあります。

7種類の植物の頭文字を並べたものです。

まず「お好きな服は?」


お:オミナエシ
す:ススキ
き:キキョウ
な:ナデシコ
ふ:フジバカマ
く:クズ
は:ハギ

簡単な覚え方:頭文字編②「ハスキーなお袋」

 
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さてもう一つ、「ハスキーなお袋」という面白い語呂合わせもあります。


は:ハギ
す:ススキ
き:キキョウ
な:ナデシコ
お:オミナエシ
ふ:フジバカマ
く:クズ
(ろ)

簡単な覚え方:五・七・五・七・七編

 
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覚え方をもう一つご紹介しますね。

こちらは語呂合わせではなく、日本人の得意な五七調を利用したものです。

「/」のところで区切るようにして読んでみてください。


「ハギ、キキョウ/クズ、フジバカマ/オミナエシ/オバナ、ナデシコ/秋の七草」


春の七草の歌と同じようなリズムで、何度か繰り返し口ずさんでみましょう。

五七調だと自然に頭に入ってきそうです。

まとめ

 
いかがでしたでしょうか?

日本人は、本当に昔からお月様を眺めたり、野に咲く草花を愛でたりと、自然の移ろいを生活に取り入れて楽しんできたのだなと、しみじみ実感します。

現代社会に生きる私たちは、ともするとそういったことから縁遠くなりがち。

でもよく考えてみると、千年以上前の、万葉集が編まれた時代の人が「美しい」と感じた草花を、今の私たちも同じように鑑賞できるなんて、とっても素敵なことだと思います。

今年の秋はぜひ、ちょっと立ち止まって秋の七草を探してみてはいかがでしょうか。

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