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【七夕とお盆の関係】もともとはお盆の準備期間だった?!?

 
七夕は実はお盆の一部だった?!?そう聞くと驚く人も多いでしょう。

現在では七夕とお盆はほとんど関係の無い日となってしまいましたが、かつて七夕とお盆は非常に関係の深い日だったのです。そんなばかな!?!というわけで今回は、「七夕とお盆の関係」について調べていきたいと思います。それでは、早速見ていきましょう。
 

 

七夕はもともとはお盆の準備期間だった?

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七夕とは元々中国の年中行事のうちの一日で、本来は「シチセキ」と発音されていました。

中国では七夕には「乞功奠」(きっこうでん)という行事が行われており、女の子の手芸や芸事の上達を祈願する儀式でした。

この祭日が日本に伝わってきたのは奈良時代とされていますが、この時に日本の古来の先祖崇拝と七夕が結びついたとされています。

かつて日本においての七夕は、今でいう「迎え盆」に近い行事とされており、祭壇を組み、笹やお供え物などを飾って先祖の霊を迎える日だったのです。

その後、江戸時代に中国で元々あった要素である「手芸や芸事の上達の祈願」という要素が復活し、習字の上達を祈願し笹に字を書いたもの=「短冊」を飾るようになったとされています。

 

その後、七夕とお盆は「織姫と彦星」のように離ればなれに…

かつて日本で使われていた「旧暦」という暦では、日程的に七夕はお盆の直前にあたるでした。このため、七夕とお盆は「ふたつで一つ」のような関係だったのです。

ところが、これが「織姫と彦星」のように離ればなれになってしまう、という事件(?!?)が起きました。明治維新の頃です。

この時期に、それまで使われていた「旧暦」が用いられなくなり、現在私たちが使っている暦である「新暦(太陽暦)」が代わりに用いられるようになります。

その結果、旧暦においては「迎え盆」の7月7日=現在の暦に換算すると「8月7日」であった七夕は、「新暦の7月7日」に変更されました。

しかし逆にお盆は新暦の8月に移動してしまったため、七夕は先お盆とは切り離され、単に「願い事を短冊に飾る日」となってしまったのです。

 

北海道などでは七夕は旧暦のまま?!

日本のすべての地域で七夕が7月7日になったわけではなく、一部の地域では現在でも旧来通りの8月7日に七夕が祝われています。

その代表的な地域が北海道です。実は、もともと七夕には「芸事の上達」「先祖崇拝」の他に「農耕の祭り」という意味もありました。

このうち「農耕の祭り」という側面を特に重視していた北海道のような地方では、7月7日ではまだ収穫には程遠いことから、収穫の日程が近づきつつある8月7日に七夕の祭りを据え置いたのです。

 
いかがでしたか?なんだか少しややこしいのですが(笑)、今年は「暦の変更」という人間の都合によって離ればなれにされてしまった七夕さんとお盆さんの気持ちに思いを馳せながら七夕を迎えてみる、というのも面白いかもしれませんね。それでは素敵な七夕をお過ごしください!

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